クラウドワークスを始めようと考えていても、「最初の登録や設定は難しいのかな?」「初心者でも仕事が見つかる?」と不安なことも多いのではないでしょうか。
初心者がクラウドワークスで仕事をしていくには、プロフィールや仕事の進め方に工夫が必要です。

この記事はこんな人におすすめ!
・クラウドワークスを始めたい人
・プロフィールを作るのが難しいと感じている人
・クラウドワークスで稼いでいきたい人
この記事では、初心者のクラウドワークスの始め方やプロフィール設定、仕事探しの注意点を解説します。
初心者のクラウドワークスの始め方:登録する


まず、クラウドワークスで案件を受注できる(仕事を受けられる)ようにワーカー登録をします。
- 受注者(ワーカー)→仕事を受ける側
- 発注者(クライアント)→仕事を依頼する側
クラウドワークスではよく使う言葉なので覚えておきましょう。
以下の手順で進めていくと、初心者もスムーズに準備ができますよ。
Step1.会員登録する
まずは、下記のクラウドワークスの公式サイトにアクセスしましょう。
新規会員登録の方法は2つです。
- メールアドレスを入力>「今すぐ会員登録する」ボタンをクリック
- 「他のアカウントで始める」ボタンをクリック
入力したメールアドレス宛に本登録用のURLが送られてきます。
URLにアクセスしたら必要事項の入力して、本登録の手続きを完了させましょう。
Step2.プロフィールを編集する
プロフィールは採用率に影響します。
「実績がない」「スキルがない」という初心者も、できる限りプロフィールを整えましょう。
マイページ>受注者メニューをクリックして、プロフィール編集を始めます。
これから紹介する項目は、初心者でも最低限埋めておきたい部分です。
ワーカー情報編集
まずは必須項目を記入します。
「時間単価」に迷ったら1,000円/時~にしておきましょう。
自己PRには下記の項目を記載するのがおすすめです。
ほかにもアピールできるものがあれば、自己PRに忘れずに書きましょう。
- はじめのあいさつ
(例:プロフィールをご覧いただき、ありがとうございます。) - 自分の属性
(主婦、会社員、学生など) - 自分の経歴や保有資格、趣味・得意なこと
(例:不動産関係の会社〇年目、FP2級取得、海外旅行が趣味など) - 稼働時間の詳細(稼働曜日、時間帯など)や連絡がとれる時間帯
- やる気のアピール、締めのあいさつ
(例:納期は必ず守ります。丁寧なコミュニケーションを心がけています。ご連絡いただければ、すぐに対応できます。どうぞよろしくお願いします。など)
プロフィールをご覧いただき、ありがとうございます。(はじめのあいさつ)
関東在住の3歳の娘がいる30代主婦です。(自分の属性)
保有資格や主婦歴7年の経験を活かして、フリーランスのwebライターとして活動を始めました。(自分の経歴や保有資格、趣味、得意なこと)
【得意な執筆ジャンル】
・子育て
・健康
・美容
・資産運用
【資格】
・登録販売者(ドラッグストアで7年間の勤務実績あり)
・調剤薬局事務
・FP2級
ドラッグストアでの勤務時は、お客様に簡潔にわかりやすく説明することを心がけていました。
また、FPは家庭をもってから将来の教育費や老後資金が不安になり、まったく知識がない状態から勉強を始め、合格しています。
専門用語に慣れていない、知識がない人と同じ目線に立って執筆できるのが強みです。(実績がなくてもできることを書いておくと好印象!)
【趣味】
・ネットショッピング
・推し活(〇〇が好きです)
【稼働時間】
平日9~12時、土日祝も連絡は可能です。24時間以内の返信をお約束します。(稼働時間の詳細)
ご連絡いただければすぐに対応できる環境を整えておりますので、どうぞよろしくお願いします。(やる気のアピール、締めのあいさつ)
任意項目は、「ウェブ会議」に必ずチェックしておきましょう。
継続案件の場合、オンラインでの面接や打ち合わせを求められることがあります。
参考情報は、仕事の受注につながるような関連性があるときのみ記入しましょう。
NDA(秘密保持契約)
NDA(秘密保持契約)とは、発注者(クライアント)の秘密情報を他者に漏らさないことを約束する契約です。
発注者(クライアント)から信頼度が高まるため、案件を受注しやすくなります。
本人確認が必要なので、本人確認書類提出をしてからNDA(秘密保持契約)を行いましょう。
基本情報編集
基本情報では以下の2つを設定しましょう。
- 表示用の名前
- プロフィール画像
「表示用の名前」は、ほかのアカウントや仕事の実績がある場合、同じ名前にしておくといいでしょう。
「プロフィール画像」は、顔写真(後ろ姿や横顔も可)や似顔絵イラストなど、本人の雰囲気がわかるものがおすすめです。
プロフィールにちょうどいい画像がない場合は、商用利用OKのフリー画像を探して設定しましょう。
プロフィール画像を探すのにおすすめのサイト:イラストAC
本人確認書類提出
本人確認が済んでいると、発注者(クライアント)から信頼されやすくなります。
NDA(秘密保持契約)にも必要なので、必ず行いましょう。
振込先口座登録
報酬を受け取る振込先口座も忘れずに登録しておきましょう。
振込手数料は、楽天銀行は税込み100円、他行は税込み500円です。
クラウドワークスで仕事を続けていく場合、楽天銀行の口座開設を検討してもいいでしょう。
最初は記入しなくてもいい項目
- スキル登録&スキル編集
-
初心者でまだ登録できるスキルがない場合、最初は未記入で大丈夫です。
半年ほど経って、通常業務を問題なくこなせるようになったら登録しておきましょう。
スキル検定はWebライター検定3級とビジネス事務検定は無料で何度も受けられます。
関係する職種の場合、余裕があれば取得しましょう。 - ポートフォリオ&経歴登録
-
初心者は実績がないため、最初は未記入でOK。
ポートフォリオとして公開可能な実績ができたら追加しましょう。
- インボイス
-
クラウドワークスの仕事のなかには、インボイス登録しているライターのみ募集している場合があります。
したがって、インボイス登録をしておくと案件が受注しやすくなるメリットが。しかし、事務作業が増えるため「まだクラウドワークスでの仕事に慣れていない」「自分が在宅ワークを続けられるかわからない」という状態の初心者には、インボイス登録はあまりおすすめしません。
仕事に慣れてきて「もっと収入を増やしていきたい」「ゆくゆくはフリーランスとして独立したい」と考え始めたら、インボイス登録を検討しましょう。
初心者のクラウドワークスの始め方:仕事に応募する


クラウドワークスでは仕事の依頼を受けることを「案件を受注する」といいます。
初心者が仕事を進める際のポイントを解説します。
初心者はタスク案件から始める
まずは、クラウドワークスに慣れるためにタスク案件を始めましょう。
タスク案件は、アンケートや数百文字程度のライティング、指示された写真の提出など簡単な作業ばかりです。
ただし、タスク案件は報酬が低い傾向にあります。
仕事の検索方法や受注のやり方などが理解できたら、次のステップに進みましょう!
プロジェクト案件は「未経験可」の案件を選ぶ
プロジェクト案件のおおまかな流れは、応募→受注(仮払い)→納品→報酬受取です。
プロジェクト形式の仕事を探す際は、検索欄の特記事項を「未経験可」にすると、初心者が取り組める案件が見つかりやすくなります。
応募文を送っても返事が必ず来るわけではないので、どんどん応募しましょう!



基本はタスクとプロジェクトでOK! コンペは余裕があればチャレンジしてみて。
脱初心者!クラウドワークスで稼ぐためのコツ


以下は、クラウドワークスで稼ぐためのコツ5つです。
①フィードバックありの案件を選ぶ
初心者向け案件のなかには、フィードバックを得られる案件が多数あります。
スキルアップに役立つので、案件を応募するときはフィードバックありの仕事を選ぶといいでしょう。
②継続案件を狙う
同じ発注者(クライアント)から継続的に依頼を受けられれば、応募やテストなどの手間を削減できます。
単発案件だけでなく、継続ありの案件も狙いましょう。
③実績を作る
クラウドワークスでは、発注者(クライアント)からの評価が5段階で表示されます。
総合評価5.0のついた実績を積み重ねることでスキルの証明になり、案件を獲得しやすくなります。
また、プロジェクト完了率も100%を目指しましょう。
責任をもって仕事をやり遂げられる人と発注者(クライアント)に好印象を与えられます。
実績として公開OKの案件を完了したら、必ずプロフィールのポートフォリオに追記しましょう。
④資格を取得する
資格はスキルのアピールになり、資格に関連する仕事の案件に受かりやすくなります。
余裕があれば仕事と並行して資格取得も目指しましょう。
⑤単価の高い仕事に応募する
経験者や資格を求める案件は初心者OKの仕事より単価が高い傾向にあるため、一気に収入をアップさせるチャンスです。
実績や資格が増えたら単価の高い仕事にも応募しましょう。
初心者がクラウドワークスを始めるときの注意点


クラウドワークスで募集されている案件のなかには、悪質なものが混ざっています。
以下は、悪質な案件に引っかからないためのポイントです。
発注者の評価を確認する
応募前には、発注者(クライアント)の評価を一度確認しましょう。
評価がまったくない、受注者(ワーカー)からの評価が低い、プロジェクト完了率が低い発注者は要注意です。
条件や仕事内容を細かくチェックする
仕事の単価が相場よりかなり低い案件には注意しましょう。
たとえば、テストに合格すれば単価アップと記載されていてもテストの単価が低すぎる案件は避けたほうがいいでしょう。
また、初心者は仕事の依頼数が多すぎる案件も注意です。
自分と合わない仕事だった場合、無理して最後までやるか、途中で契約終了し評価を下げるかの2択になります。
初心者は感覚をつかむまでは、継続案件の場合でも数件ずつの契約がおすすめです。
仮払いの確認ができてから仕事を始める
支払いトラブルを避けるために、仮払いの確認ができてから仕事に取りかかりましょう。
契約に進む際のメッセージで「仮払いの確認がとれましたら、仕事を始めます」と、ひとこと添えておくと安心です。
いつまでも仮払いがされない場合は、必ずメッセージを送って確認しましょう。
初心者がクラウドワークスを始める際によくあるQ&A


クラウドワークスを始める際に、よくある質問をいくつか紹介します。
初心者が最初に登録するのはクラウドワークスがいいの?
クラウドワークスは案件数が多く、初心者でも仕事が見つけやすいクラウドソーシングサイトです。
また、アプリやサイトが使いやすい点も、クラウドワークスが初心者におすすめの理由です。
クラウドワークス以外のおすすめサイトは?
初心者がクラウドワークス以外で仕事を探すなら、ランサーズかココナラがおすすめ。
ランサーズは、クラウドワークスとほとんど同じように使えるクラウドソーシングサイトです。
ココナラは、自分でスキルに価格を設定して販売します。
クラウドワークスは稼げる?
前述した稼ぐためのコツを実践していけば、クラウドワークスのみでも安定して収入を得られるようになります。
初心者は焦らずに徐々にステップアップして、単価アップや受注件数アップを目指しましょう。
クラウドワークスはスマホで仕事できる?
タスク案件や簡単なプロジェクト案件などはスマホでできる場合もあります。
ただし、クラウドワークスで稼ぎたいならパソコンがないと作業効率が悪くなる可能性が高いです。
クラウドワークスの収入は確定申告が必要?
副業の場合、本業以外の収入が20万円を超えると確定申告が必要です。
また、発注者から源泉徴収されている場合、確定申告によって所得税がかえってくることもあります。
クラウドワークスは初心者も簡単に始められる!


クラウドワークスは、手順さえわかれば登録~仕事探しまで簡単に進められます。
タスク案件なら簡単かつ短時間でできるので、この記事を参考に、ぜひ今日からクラウドワークスを始めましょう!
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