子どもを起こして、朝ごはんの用意をして、保育園の準備をして、自分の身支度もして……。
気づけば「もうこんな時間!?」と時計を二度見してしまう朝。そんな経験、ありませんか?
「もっと早起きすればいい」とわかっていても、毎日の疲れがたまっていてなかなか起きられないのが現実ですよね。

私も、朝がとにかくバタバタで自分の支度すらままならず
イライラしてしまうことが多かったです……。
でもある日、朝のルーティンをちょっと見直してみたら朝の流れがぐっとラクに!
今回は、そんな私が実際に試して効果を感じた「起きる時間を変えなくても、朝の余裕をつくる工夫」をご紹介します。
1. 朝ごはんはメニューを決めたワンプレートで悩まない!


朝ごはんって、意外と手間がかかる家事のひとつ。
「何にしよう?」「子どもが食べてくれない……」と悩む時間が、気づけば毎日の負担になっていました。
そこで私が取り入れたのが、メニューをあらかじめ決めておいたワンプレート朝ごはん。
ファミレスの日替わりランチのように曜日ごとにメニューを決めておけば、子どもが飽きにくく、ママは悩む時間がぐんと減ります。
わが家の定番メニュー
火を使わずに朝すぐに用意できる、わが家の定番メニューです。
- ふりかけごはん
- トースト(シュガートースト、ジャムトースト)
- 冷凍チャーハン
- 冷凍の総菜(オムレツ、つくね、焼き鳥など)
- 魚肉ソーセージ
- ベビーチーズ
- ミニ納豆
- ゆでたまご
- 温野菜(にんじん、ブロッコリー、かぼちゃなど)
- だし入りみそを溶かすだけ味噌汁(具は乾燥野菜など)
- インスタントのコーンスープ
- ヨーグルト(はちみつ、ジャム)
- バナナ
- 牛乳
- 飲むヨーグルト
- 野菜ジュース
上記を組み合わせて、あらかじめ1週間のメニューを決めておきます。
ゆでたまごや温野菜は前日に作っておけば朝は出すだけ。時間も調理器具を洗う手間などもありません。
余裕があれば、曜日で固定するのではなく週末に来週のメニューを子どもといっしょに決める方法も、食事のやる気アップにつながるのでおすすめです。
2. 自分の支度を“先に”済ませて余裕をつくる


以前の私は、「子どもを先に支度させてから、自分の身支度」という順番でした。
でもこれって、途中で子どもがぐずると自分の支度が中途半端に……。
そこで思い切って、自分の支度を朝イチで終わらせるようにしたんです。
- 顔を洗って、髪を整えて、最低限のメイクだけ終わらせる
- 子どもが起きる前にコーヒー1杯だけでも飲んでおく
途中で中断されても“最低限の身支度”が完了しているので気持ちに余裕が出て、子どものぐずりにも落ち着いて対応できるようになりました。
「まずは自分を整える」、意外と大事なポイントです。
3. “時短家電”に思いきって頼る


手を抜けるところは、どんどん抜いてOK。
私は思いきって時短家電を取り入れたことで、朝の自由時間がぐっと増えました。
【とくに朝の時短に役立った家電】
- ルンバ、ブラーバ:子どもの食べこぼしを掃除せずに仕事に行ける
- 食洗機:朝食の食器洗い時間がほぼ0に
- ドルチェグスト:ワンタッチでおいしいコーヒーが完成
多少の出費はありましたが、「時間」と「気持ちの余裕」を買えた感覚です。


4. 朝の流れを“見える化”して子どもの行動を促す


このような身支度ボードを作ったことで、子どもが自分で朝のルーティンを確認して動けるようにしました。



「できた!」で、どこまでやったかわかりやすく、子どももゲーム感覚で進められます。
毎日同じことを伝え続けるのも地味にストレスがたまりますよね。
遊びの延長で子どもが自分で動けるようにすることで、ママの負担の軽減につながります。
100円ショップに売っているもので簡単に作れますが、すぐに欲しい人は市販品がおすすめです。
おわりに|朝は“がんばらない仕組み”で余裕をつくる


以前の私は、「朝は気合で乗り切るもの」と思っていました。
でも、ちょっとした工夫や準備、家電の導入だけで、無理に早起きしなくても朝に余裕を感じる日が増えたんです。
毎朝バタバタでしんどいママにこそ、ぜひ試してみてほしい。「がんばらない朝」をつくるヒントになれば嬉しいです。