「子育ての合間に、自分のペースで収入を得たい」「家事・育児と両立しながら、自分の時間も大切にしたい」そんな思いを抱える主婦には、在宅ワークのひとつであるWebライターがおすすめです。
Webライターは主にネット上で公開されるコンテンツをつくります。パソコンがあれば自宅で始められ、時間の融通もききやすいため主婦に向いています。

この記事はこんな人におすすめ!
・主婦はWebライターができるのか知りたい人
・Webライターを始めたい人
・Webライターの仕事で稼いでいきたい人
この記事は現役主婦ライターが、主婦がWebライターを選ぶメリットや仕事の始め方、収入アップの方法をご紹介します。主婦Webライターがぶつかりやすい壁と対策方法ものせているので、ぜひ最後までご覧ください!
主婦がWebライターを始めるメリット5つ


主婦がWebライターを始めるメリットを5つご紹介します。
完全在宅ワークで家事・育児と両立できる
Webライターの最大のメリットは自宅で時間に縛られずに仕事ができることです。
通勤時間がなく短時間で区切っても仕事を進められるため、家族の生活リズムに合わせながら効率よく働けます。
また、仕事を自分で選べるため完全在宅で仕事することも可能で時間の調整もしやすく、急用や子どもの行事、体調不良などにも柔軟に対応できます。
場合によっては夜遅くに作業することもありますが、子どもの急な体調不良でも周りに頭を下げずに済む働き方はママの精神的負担を大きく軽減してくれます。
未経験・ローコストで始められる
Webライターは特別な資格や経験がなくても始められる仕事です。むしろ、家事や育児の経験は読者の共感性の高い記事をつくるのに役立つため、主婦に向いているといえます。
また、Webライターはパソコンとインターネット環境さえあればすぐに仕事を始められます。ブログやハンドメイドなどのほかの在宅ワークと比べて、初期費用があまりかからないのも大きなメリットです。
スキルを身につければ収入アップ&長期的に稼げる
Webライターは経験を積むことで、着実に収入アップが望める仕事です。
未経験の場合は最初は時給数百円程度からのスタートが多いですが、仕事を続けていけば数か月で最低賃金を超える時給を目指すのは難しくありません。
また、体力的な負担が少なく年齢に関係なく続けられるのもWebライターのいいところです。
ライフスタイルや環境の変化に左右されずに長期で働けるWebライターは、主婦にとってメリットが大きい仕事です。



将来、更年期や親の介護などの問題がでてきたときにも安心!
保育園や幼稚園の預かり保育が利用できる
Webライターのような在宅ワークも、条件を満たせば保育園や幼稚園の延長保育が利用できます。
家庭を優先して少しだけ働く、保育園を利用して世帯収入を増やしていくなど、専業主婦から自分の理想の働き方を目指せるのもWebライターのメリットです。
自己肯定感が高まる
Webライターの仕事はWebコンテンツの作成なので成果が目に見え、自己肯定感や達成感を得られやすい仕事といえます。
また、自分の収入があると精神的にも金銭的にもゆとりができますよね。
家族との時間を大切にしながら自分らしく働ける環境を作れることは、主婦にとって大きな魅力といえるでしょう。
実際の主婦Webライターの1日のスケジュール


実際に主婦Webライターとして週4日ほど働いている筆者のだいたいのスケジュールです。
【参考情報】
- 労働時間70時間/月平均
- 時給換算1300円くらい(案件平均)
- 息子は保育園9時~16時
- 家事育児はほぼワンオペ(夫は深夜帰宅)
- 7:30~
-
起床。朝ごはん、息子の保育園の支度など。自分の支度は着替え、日焼け止め、眉毛のみ。
- 9:00~
-
保育園送って帰宅。家事を終わらせる。(夕食の下ごしらえ含む)
- 10:00~
-
メールのチェック・返信後は自由時間。ピラティスや買い物、病院などの用事や疲れているときは昼寝。締め切りが近いときは仕事。
- 12:00
-
昼食。
- 12:30~16:00
-
仕事に集中タイム。
- 17:00~
-
帰宅。お風呂の後、夜ご飯の支度。
- 18:00
-
夕食。食後は息子と遊ぶ時間。
- 19:00~
-
明日の保育園の準備、寝る支度、絵本の読み聞かせなど。
- 20:00~
-
息子就寝後は自由時間。残った家事を終わらせたら、お風呂沸かしなおしてゆっくり入ったりU-NEXT見たり仕事したり。眠くなったら就寝。
収入は確保しつつ自分の時間も取れています。また、平日の昼間に用事を済ませられるのも大きい!
子どもの病院(歯医者や皮膚科の定期通院、予防接種など)や習いごとも平日に対応できるので、土日は遊びを優先できて子どもとの時間も充実しています。



理想のワークライフバランスを手に入れられました!
未経験から主婦Webライターの始め方3Step


Webライターを始める方法を3Stepでご紹介します。
まずは、最低限仕事に必要なものをそろえましょう。
- パソコン
- 仕事用のGoogleアカウント
- 振込口座(持っている口座でOK)
- ライティングツール(あると便利)
スマホやタブレットは不可の仕事が多く、やはり効率も落ちるのでWebライターをするならパソコンは必要です。
パソコンをすぐに用意するのが難しい場合は、ほかの在宅ワークを検討してもいいでしょう。


ライティングツールはコピペチェックや推敲に使うツールです。類似記事と内容がかぶっていないか、誤字・脱字などをチェックできるため、記事の質が高められます。
無料で使えるものなら、コピペチェックは「CopyContentDetector」誤字・脱字チェックは「ChatGPT」か「Enno.jp」がおすすめです。
次に、Webライティングの基本知識を身につけます。基礎を学ぶにはライティングの本を1冊買ってみるのがおすすめです。あとはライティングについて発信している法人サイトの記事を読んで情報を補完していくといいでしょう。



この本は初心者にもわかりやすくて読みやすかったです!


基本的な知識を身につけたら、まずはクラウドソーシングサイトで仕事を探しましょう。
クラウドワークスは未経験者向けの案件が多いのでおすすめです。
登録~仕事の進め方は以下の記事をご覧ください。


主婦Webライターが収入アップさせる5つの方法


Webライターが収入をアップさせるためには、時給を上げていくことと継続案件をもらうことが必要です。
Webライターの仕事の多くは、文字単価(1文字につき◯円)や記事単価(◯◯字程度の記事◯円)という計算で報酬を決めています。
この◯円の単価を上げる、または作業スピードを上げることで時給が上がります。
継続案件は応募やテストなどに時間をとられないため効率がよく、さらに収入が安定しやすいです。
では、具体的には何をしたらいいのか? 主婦webライターが収入をアップさせていく方法をご紹介します。
記事の執筆スピードを上げる
単純な執筆スピードを上げるには、タッチタイピングの練習(キーボードを見ないで文字を打つ)やショートカットキーを覚える、マウスを使うなどが挙げられます。
また、リサーチに時間がかかったり文章に悩んだりしていると、1記事を完成させるまでに時間がかかりますよね。
- 自分が得意、または実績が増えてきた執筆ジャンルに絞る(慣れたジャンルは単価もアップしやすい)
- よく使うサイトや情報はまとめておく
- 執筆を始める前にはリサーチや構成をほぼ完ぺきにする
- まずは記事を最後まで書き、細かい表現の修正は後にする
上記のやり方を心がけると、書いているときに悩んだり調べなおしたりする時間が短縮できます。
収入が安定してきたら、有料のライティングツールを使うのもおすすめ。
扶養内程度の収入で働く人におすすめなのが月額980円(税抜き)で使えるMOJI-KAです。案件ごとの表記ルールが設定できるので推敲時間がかなり短くなります。
ほかにも、文字カウントや音声読み上げ、AIでの修正提案など、作業時間の短縮に役立つ機能がいくつもあり、980円はかなりコスパがいいと感じています。
紹介コードを入力すると有料プラン1か月分が無料なのでまずはお試しで使ってみるのもおすすめです。
無料会員登録をした後に以下の画面のクーポンコードの欄に「9LH6JK」を入力しましょう。


ライティング力やSEOの知識をつける
ライティング力やSEOの知識は、単価アップの大きな要因となります。
まずは、フィードバックのある案件やSEOを学べる案件を積極的に選び、改善点を把握しましょう。
ほかのライターの記事を模写して表現や構成を学んだり、講座や教材のあるライターコミュニティに入るのもおすすめです。
月額数千円程度で人数の多いコミュニティは質の高い情報が得られやすい傾向にあります。
簡単な画像編集技術を身につける
記事に添付する画像を自作できると、単価の高い案件に受かりやすくなります。
サイズ調整やトリミング、文字入れ、簡単なアイキャッチの作成などはできるようになりましょう。余裕があれば、動画編集もできるようになるとなおGOODです。
編集ソフトはクライアントに指定されることも多いですが、とりあえずCanvaの使い方を覚えておくと最低限の画像編集はできるようになります。
営業力をアップさせる
よりよい案件を獲得するために、営業力も重要です。
実績が増えてきたら自分の書いた記事をまとめたポートフォリオを作成しましょう。また、案件応募の際はコピペではなく、クライアントに合わせて自分の強みをアピールします。
経験を積んだらクラウドソーシング以外にも、企業への直接営業に挑戦するのもおすすめです。
まずは文字単価1.0円以上を目指し、1.5円、2円と徐々に目標を上げていきましょう。
ブログをつくる
自分のブログはポートフォリオになるだけでなく、アフィリエイトやアドセンスでの収益も期待できます。
サーバー代などの初期費用はかかりますが継続的なブログ更新はスキル向上にもつながるため、収入を得られるようになったら早めにつくるのがおすすめです。
主婦Webライターがぶつかりやすい5つの壁と解決策


主婦Webライターを始めると、いくつかの壁にぶつかることがあります。ここでは、よくある壁の具体的な乗り越え方を解説します。
収入が低くモチベーションが維持できない
未経験からWebライターを始めると、最初は収入が低く、モチベーション維持に苦労することがあります。
その場合は、毎日決まった時間に記事を書き、スキルアップのための勉強をする習慣をつけてみましょう。
モチベーションがなくても習慣化することで、着実に実績やスキルを積み上げていけます。
また、納期を必ず守る、クライアントとしっかりコミュニケーションをとるなど、ひとつひとつの仕事をしっかりとこなしてクラウドソーシングのよい評価が増えてくると、単価の高い案件や継続案件を獲得しやすくなり収入が伸びていきます。
継続中の低単価案件に縛られる
慣れた低単価案件を受け続けてしまい、収入が伸び悩むケースは少なくありません。
収入を増やすためには程よいタイミングでより単価の高い案件にチャレンジし、低単価案件の契約を終わらせる必要があります。
仕事を続けるうちに自分の実力もアップしているため、始めたばかりのころには難しかった高単価案件でも手が届く可能性があります。
自分を過小評価せずに常にいい条件の仕事を探していきましょう。
仕事と家庭の線引きがうまくできない
在宅ワークの難しさのひとつが、仕事と家事の境界があいまいになりやすい点です。
とくに、子どもを見ながらの作業は集中力できずに効率が悪くなってしまいます。また、仕事中に家事が気になってしまい、中途半端な状態になることも少なくありません。
この課題を解決するには、作業時間と家事の時間を明確に分けましょう。
子どもの体調不良がなければ、幼稚園に行っている間や寝かしつけ後などに終わらせられる範囲で仕事をします。
また、外に働きにでるのと同じように、仕事の時間と一度決めたらその間は家事には一切手を付けないようにしましょう。



この方法にすると執筆スピードも上がりやすくなります!
扶養控除や確定申告が難しい
収入が増えてくると、税金や社会保険の問題が出てきます。
扶養の範囲内で働きたい場合は、毎月の収入をしっかりと管理しましょう。扶養内ギリギリを狙うのではなく、10万くらいは余裕をもっておくと安心です。
扶養の基準は保険組合や会社によって違うため、働き始める前に必ず確認しておきましょう。



収入金額に関わらず開業届を出した時点で扶養対象外になる場合もあるため要注意!!
また、確定申告の知識も必要です。
税務署では無料で個人事業主向けの確定申告の説明会をやっているので、一度参加してみるのがおすすめです。
確定申告の時期以外なら問い合わせにも丁寧に教えてくれることが多いので、年が明けたらすぐに確定申告書を作り始め、困ったら早めに税務署に確認しましょう。
孤独感や運動不足を感じるようになった
在宅ワークは家で1人で仕事をすることで孤独感を感じやすい傾向にあります。
孤独感を解消するには、SNSでWebライターとつながったりライターコミュニティに参加したりしましょう。
ほかのWebライターとつながると孤独感が和らぐだけでなく、情報交換ができたり交流が仕事につながったりなどのいい効果も期待できます。
また、通勤がなく座りっぱなしで作業するため、運動不足や長時間の同じ姿勢による肩こりや頭痛などの不調がおきやすいという欠点も。
1時間仕事をしたら一度立ち上がってストレッチをする、キッチンカウンターなどを使って立って作業する、家で週3日は運動の時間をつくるなどの工夫で、からだの不調を予防しましょう。
リフレッシュになり運動不足の解消にも役立つので、在宅ワークで余裕ができた時間でジム通いを始めるのもおすすめです。
未経験から主婦Webライターを始めよう!


今回は、主婦がWebライターを選ぶメリットや仕事の始め方、収入アップの方法をご紹介しました。
私もWebやパソコンの知識がまったくない状態から始め、最初は時給300円レベルでしたが、半年後にはいまのような働き方ができるようになりました。
始めたばかりは大変なこともありますが、継続することで必ず道は開けます。
この記事を参考に、あなたもWebライターにチャレンジしてみましょう!
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